価格が大きく動くと損をしやすい2つの理由

メンタル

おはようございます、松下です。

最近の日経平均株価は、一日の高値と安値の幅が
1,000円以上という日も少なくなく、
あの8月5日の暴落では、3,000円以上という
値幅を見ましたので、市場も変わったな
という印象を受けます。

こんな価格を見ていると思うことがあります、
それは、

「多くの人が振り回されているだろうな」
ということです。

価格が大きく動けば、その分だけ
投資家の感情は大きく動きます。

「儲かりそう」「損しそう」、
どちらの感情も、振れ幅が大きくなるのです。

そして、感情の揺れが大きければ大きいほど、
投資家は損をしやすい傾向を持っています。

それは、なぜでしょうか?

第一には、「感情が大きく動く」
という原因があります。

感情が動きますので、
どうしても売買回数が多くなってしまい、
無駄な売買が増えます。

次に、価格が大きく動くということは、
その分だけ、早く利益が出そうな気がしますが、
同様に早く損失も出るのです。

価格の動きが大きいことを、
ボラティリティが高いといいますが、
ボラティリティが高い時は、その分だけ
リスクが高くなっており、それは損をしやすい
ことを意味するのです。

たった、これだけのことで、
価格が大きく動けば、その分だけ
投資家は損をしてしまいます。

価格が大きく動いても、
心はいつもと同じ。
そして、売買もいつもと同じ。

(リスクをいつもと同じにしようと思えば、
 ボラティリティが大きい時には、売買サイズが
 小さくなります。)

利益を上げる投資家は、
こういう心と行動を持っています。

価格が大きく動くからといって、
心を動揺させないでくださいね。

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ぜひご覧ください。

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